汁物専門店 ビジネスモデル

“汁を主役に”する新しい飲食のかたち

目次

1. 背景と目的

2. 体制と想定パートナー

3. 市場環境と競合分析

4. サービスの特徴

5. 事業モデル図

6. ファイナンス計画

7. 弱点とリスク回避策

8. 撤退・見直し条件 9. 将来構想

1. 背景と目的

味噌汁、豚汁、お吸い物、郷土の汁物など、日本の伝統食に着目

ラーメン・うどんに比べ、汁物を主役とした外食業態が少ない

健康志向・時短ニーズの高まりに対応した新しい食スタイル

低価格・高回転でスケーラブルなモデルを目指す

2. 体制と想定パートナー

【体制】

創業者+調理・接客スタッフ

和食料理人・栄養士の協力

【パートナー】

味噌・出汁メーカー

自治体(郷土料理PR)

デリバリー・EC連携業者

3. 市場環境と競合分析

【市場環境】

健康・軽食ニーズの高まり

和食の再評価と輸出増加

【競合】

コンビニやチェーンの簡易スープ

ラーメン/うどん業態 → 汁物“専門”として明確な差別化が可能

4. サービスの特徴

汁物を主役にした選べる多様なメニュー

具材、ベース(味噌、すまし等)選択式

追加オプション(うどん、ごはん)対応

テイクアウトや冷凍販売にも対応

5. 事業モデル図

食材業者・出汁メーカー → 汁物専門店 → 顧客(イートイン・テイクアウト)

SNS・リピーター・地域連携 → ブランディングと集客強化

人気メニューのEC展開や自販機販売も視野に

6. ファイナンス計画

【初期試験営業】 試作/POPUP出店:150万円(月商30〜50万)

【本格出店モデル】1店舗:開業費用300〜500万円

項目小型1店舗3店舗合計
月商¥864,000¥2,592,000
原価¥260,000¥780,000
家賃¥180,000¥540,000
人件費¥160,000¥480,000
その他経費¥50,000¥150,000
営業利益¥214,000¥642,000

7. 弱点とリスク回避策

弱点リスク回避策
単価が低く利益率が薄いセット販売・冷凍パック強化
天候や時間帯による変動テイクアウトとリピーター獲得
人件費高騰セルフ式・簡易調理
競合模倣限定企画・地方連携で差別化

8. 撤退・見直し条件

月次売上が一定期間、損益分岐を下回る場合

固定費が回収できないエリアは早期撤退

FC展開での品質低下やブランディング崩壊が生じた場合は見直し

9. 将来構想

多店舗展開(フランチャイズ)

冷凍・常温商品による全国販売

自販機・EC販売

空港・駅・大学など多様な出店先

訪日外国人向け「汁物文化体験」サービスも展開

<資料>

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